2017 – 2018
MAKE IT
自分たちで作るを

創業したばかりで、経験も販路も決して豊富ではない状況。
大手ECサイトへの出店審査に落ちたり、台風で商品がダメになったり、思うようにいかない出来事が重なりました。
外に目を向けても、お客様の期待にそのまま応えられるものは簡単には見つからない。
体制も十分とは言えない中で、「だったら、自分たちでつくるしかない」と覚悟をきめた瞬間でもあります。
少人数で、少しずつ。
“ものづくり”の足場を固めていった時期でした。
法人設立
充電器やイヤホンなどの輸入販売事業をメインとし、『最新製品でわくわくをお届け』といコンセプトにて楽天市場、Yahoo!ショッピングなどのECサイトを中心に販売開始しました。
何もかもが手探りかつ、融資を受けずに起業した為、いかに経費を削減しながら継続的な企業活動が出来るか、利益を生み出し、新しい取り組みを進めていけるかが肝でした。
その為、商品の登録、問い合わせ、出荷、工場への製品代金支払い、給与振り込みなど、全て実施していました。
販売していたアクションカムが輸送中に台風に見舞われ、カビだらけになり販売不可に。イヤホンが箱潰れにより全て粉砕。トラブルに塗れながらも、少しずつ形にしていく事に必死な毎日でした。
会社員と並行しながら起業し、役員報酬含め、回せる資金は全てCIOに投資。
ようやく自分の給与が支払えるようになった2年目で退職を決意しました。
初の自社製品
初めての事だらけでうまくいかない事も沢山ありながら、形になっていく過程を見て、ひたすらに嬉しさと、さらなる責任感が生まれました。
製品化され、『多くの方に使っていただける!』と喜んでいると、日本の電圧環境において、ある一定の負荷がかかる事で故障する事象が発生。
約半数以上の製品回収と交換、その対応に追われました。
当時、カスタマーサポートもほぼ1人で行っていた為、手が回らず、当時のメンバー総出で対応。
めげそうになりながらも、お金をいただく中で待ってくださっている方への責任を一心に、一方で『トラブルは付き物。期待してるよ!』という応援のお声を沢山いただき、
『コチラが一方的に悪いのに、こんな事を言ってくださる事ってあるんだ』、『このお気持ちは一体何に期待してくださっているんだろう』と、今のCIOが生まれるキッカケに非常に近い体験をさせていただきました。
CIOメンバーのコメント
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かめちゃん 品質管理これをきっかけに、やってみたいことや形にしたいことを、
次々と話していたのを覚えています。
この経験が、その後のCIOのものづくりにつながっていったように感じています。 -
くすぴー 総務人事まだ規模が小さい頃から、「お客様目線でものづくり」をしていたことが
伝わってきて、感慨深いです。 -
マケマケ マーケティング最初の製品から多機能と最新技術の塊(笑)
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すなお CXプロダクトに対する圧倒的な熱量はここからはじまったんですね。
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TOMMY 製品企画当時、AC充電器市場は仕様やユーザー体験が定まっていない過渡期でした。そうした中で登場した初回のオリジナルAC充電器は、将来の充電環境を見据えた製品づくりへの第一歩だったと考えています。
2019 – 2021
WHAT IS
CIO?
CIOらしさを探す旅へ

コンセプトに「わくわく」を掲げ、自分たちらしいあり方を探しながら、挑戦の幅を広げていきました。
クラウドファンディングや量販店さんへの展開など、試せることから、ひとつずつ形にしていきました。
中国に拠点を設けるなど、新しい挑戦も始まりましたが、その一方で体制が追いつかず、大きな負荷を抱える場面も増えていきました。
在庫や検品、ものづくりの難しさに直面し、
「どう向き合うべきか」を何度も問い直しました。
それでも、少しずつ「出すものがおもしろい」「次も期待している」そんな声が届き始めたことで、
CIOは“モノを売っているだけではない”、そんな感覚が芽生えはじめました。
SMARTCOBY誕生
特長・形状有れども持ち運びのしやすさを考え、それを名称に込めながら宣言をするためにその人にとって「スマート(Smart)」で「コンパクト(Compact)」で「オプティマル(Optimal)」、そんな「バッテリー(Battery)」を「あなたに(for You)」を名称として込めました。
CIOメンバーのコメント
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ちゃんあさ☆ 営業SMARTCOBY Pro 30W BKが誕生して毎日検品、発送を大量にしていました!!マット素材で個人的に今でもこの商品は大好きです!!らぶ!すまこび!
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TOMMY 製品企画モバイルバッテリー市場への参入は決して早い時期ではありませんでしたが、2021年のファーストリリースは、CIOにとって新たな成長曲線を描く起点となったプロダクトだったと考えています。
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くすぴー 総務人事“for You”が入っているのが、今のCIOらしくて素敵だなと感じました。
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waka 販売戦略“オプティマル(最適な)”という言葉が使われているのを見ると、
CIOの考えが今にまでちゃんとつながっているんだなと感じます! -
にえ 経営企画登場した時の想いを忘れず、次世代に向けて取り組んでいきたいですね。
ロゴ刷新
当初のロゴは、お客様のためという前提はありながらも、同時に企業名を覚えていただくことや、製品が目指す場所、販売店での視認性といった、企業側の都合も強く意識して設計していました。
振り返ると、それはお客様のためというよりも、「企業の名前を覚えてほしい」というエゴに近いものだったと思います。
そして、プロダクトを手に取り「これがいい」と感じていただく瞬間において、そのエゴは価値ではなく、むしろノイズになっていました。
だからこそ、旧ロゴをそのまま使い続けることで「わくわく」が生まれ続けるのかと考えると、答えは違うと感じました。
では、プロダクトに“存在する”とはどういうことなのか。
使う中で便利さを感じ、所有することで満足感があり、気づけば高級感すら抱いている。そうした体験の中で、ロゴが主張するのではなく、自然に溶け込んでいる状態が理想だと考えました。
そこで、プロダクトと本当にフィットするロジックを一から考え、試行錯誤を重ねました。その結果、ロゴとして意識されないほどの、シンメトリーのような形に行き着きました。
プロダクトの形状と一体となって存在することで、違和感なく、満たされる感情が生まれる。
今は、そこにこそCIOらしさがあると感じています。
CIOメンバーのコメント
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かめちゃん 品質管理今では、ロゴを見てCIOだと気づいてもらえる場面も増えましたが、
当時は「これで本当にCIOだとわかってもらえるのか?」と
何度も議論になったことを覚えています。 -
waka 販売戦略10周年の表示とかかっている部分もマッチしていていいですよね。
20周年の時はどうしましょう…(笑) -
ちゃんあさ☆ 営業初代のロゴから知っていますが、
変更してから一気に知名度も上がった気がします! -
TOMMY 製品企画ロゴ変更は外見上の変化として捉えられがちですが、製品企画の立場から見ると、CIOにおける製品ポリシーとアイデンティティを再定義する重要な節目だったと感じています。
YouTube開設
当初はECサイトに動画埋め込みができず、とはいえ動画で説明したほうが分かりやすいことは沢山あったため、そうした解説がきっかけとなりました。
企業の再構築を皮切りに製品も意思が宿るようになってきたので、想いとか意思を伝える場所を作りたいと思う中で2021年に改めて始動することに。
これも裏話ですが、僕(中橋)自身、顔を出すのが嫌だったので、台本は自分でつくり、出演はメンバーにお願いしました。
その後も、新しく入社したメンバーにも出演してもらいながら、細々と、頻度は少なめですが動画の公開は続けていました。ただ同時に、「これって何のためにやっているんだろう」という迷いもありました。
商品紹介という観点でいえば、当時から、私たちのような映像の素人ではなく、YouTubeで上手に、きれいに紹介してくださる方がすでにいらっしゃいました。
製品の魅力をより伝えたいなら、むしろそういう方に紹介してもらったほうがいい。
そう考えると、自分たちがやる意味は「インプレッションを増やしたい」という目的以外にないのかもしれない、と感じたんです。
そんな中で、「メーカーだからこそできることは何か」を考えるようになりました。そこで初めて手応えを感じたのが、iPhoneの新機種が出るタイミングでの動画です。
当時は、iPhoneの充電速度などが公式に公開されていないことも多かったので、こちらで検証し、その結果をまとめて公開する。メーカーが使用確認したうえで提供する“お役立ちコンテンツ”のようなものなら、意味があるのではないかと思いました。
それなりに再生はされました。ただ、たとえそういう検証コンテンツを公開したとしても、しばらく経つと、詳しい人が同じように検証して、ブログなどで情報を出しているのも目につくようになりました。それは製品も同じだと思ったんです。差別化要素を見つけて売っていく——
それだけを目的にしてしまうと、どこかで限界が来るし、意味が薄れてしまう。
でも、動画を続ける中で、コメントをくださった方との会話が生まれました。
反応をもらえたこと自体が嬉しいというより、「役に立てた」「共感してもらえた」という実感に、ものすごく大きな価値を見出しました。最初にコメントをくださった方は、今でもYouTubeでコメントをしてくださいます。
そういうやり取りを細々と続けるうちに、コメントで交流してくれる人や、継続して観てくれる人も増えてきました。返信やコメントは、どれだけ時間がかかっても、すべて目を通すようにしています。
今はわりと自由に話している状況ですが、最初の1年くらいは「何回観ていただいたか」といった数字も気にしながらやっていました。
でも今は、そういうものは一切気にしていません。
唯一気にしているのは、「どんな反応をくださっているのか」ということです。別に「こんなコメントが欲しい」「こんな反応が欲しい」というわけではなく、こちらのメッセージに対して、皆さんがどうリアクションしてくれているのか。そこが交流の基点になっています。
だから、どれだけ企業規模が大きくなっても、YouTubeを観てくれる人、好きでいてくれる人、POP-UPなどを通じて好きになってくれた人の存在を知ったからこそ、そういう方々の期待を裏切らないように、自分たちが正しい道を進めるように律していきたいです。
発信活動というより、もともと“交流の場”として、オンライン・オフラインを問わず、CIOと接点を持てる場所を増やしていきたいと思っています。
こうして一つひとつ生まれたコミュニティを大切にしていきたいです。
CIOメンバーのコメント
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たっちゃん 広報私自身も、入社前からYouTubeを通じてワクワクをいただいていた一人なので、これからも魅力を伝えられるようにしていきたいです。
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かめちゃん 品質管理最初は製品のコンセプトを伝える場として始まりましたが、コメントや反応を通じて、少しずつ皆さまとの距離が縮まり、気づけばコミュニケーションの場へと変わっていきました。
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eriko コンテンツここから、一気にファンの方との距離が近くなりましたよね!
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こん カスタマーサポート今も継続ってすごいだと思います。
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waka 販売戦略入社して知ったのですが、社長がほぼ台本無しで喋ってるんですよね…。
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チャンユウ 広報今では「CIOと言ったら、社長自らがYouTubeで製品紹介をしてる」というイメージが一番強いですし、実際に一番パワーのある媒体になっていると思います。
2022 – 2023
CREATE AN
EXPERIENCE.
迷いのなかで、
軸を見つけた瞬間

事業が大きく広がり、CIOはこれまで以上に多くの期待を背負うようになりました。
一方で、それまでのやり方では立ち行かない場面も増え、
会社として「変わらなければならない」という現実に向き合わざるを得なくなった時期でもあります。
体制が追い付かないことで、お客さまにご迷惑もおかけしました。
「何を続け、何を手放すのか」その答えは簡単ではなく、メンバー同士で何度も対話を重ねる日々が続きました。
それでも、「モノを売る会社ではなく、体験を届ける会社でありたい」という想いだけは、ぶれることはありませんでした。
迷いながらも、この軸を何度も確かめ直すことが、CIOにとって大きな意味を持つようになりました。
今にして思えば、価値観を言葉にし行動へ移そうとしたこの時間と、
それに共感し支えてくれた人々の存在が、今のCIOの土台となり、次の一歩へとつながっていったと感じています。
NovaPort誕生
当初、Cポートのみの充電器がCIOの知る限り存在せず、出力における自動配分という概念も存在しませんでした。
一見同じ端子だからこそ、挿した場所によって充電できる/できないが発生すると非常に不都合だと感じた為、チップメーカーと交渉し、自動配分の概念を新規で開発。
YouTubeを見てくださっている視聴者の皆さまに製品のコンセプトや考え方を共有し、製品名称を一緒に決め、「NovaPort DUO」という名前のもと本製品が誕生しました。
今ではCIOの代名詞となった『シボ加工』もこのタイミングで初実装。シボの番手をもとに製品化を試みましたが、出来上がった時のツヤ/マットなどの見た目や凹凸感含め、満足いくものに中々仕上がらず、地元守口の金型工場へアドバイスをいただく為に足を運び続ける日々。
企画から発売まで約1年の歳月を経てようやくリリースしました。
CIOメンバーのコメント
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たっちゃん 広報NovaPort SOLOⅡ 65Wを初めて使った時、その小ささに衝撃を受けたので、
名前の由来に納得です。 -
TOMMY 製品企画NovaPortというシリーズ名は、YouTubeを通じたユーザーとの対話の中から生まれたものであり、CIOにおけるマーケティングと製品企画の連動を象徴する事例だと感じています。
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こん カスタマーサポートお客様からも「ノヴァポ」の名称で親しまれています。
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すなお CX公募したネーミングだったんですね!
CIOの理念を感じさせる素敵な名前です!
延長保証開始
CIOも設立当初しばらく(2020年くらいまでは)は半年保証でした。 保証期間を長くすればするほど、当然ながら交換の頻度は増え、コストになります。
しかし、このころからは、完全に考え方が変わっていて…。
「なぜ選んでくださったのか」という気持ちを損なわないようにしていかなければならない、とまず強く思っていました。 品質強化のような取り組みもあわせて進めてはいましたが、その結果が出るのは半年〜2年の話で、ロングタームの話です。
そこは今もなお最も注力していますが、並行して「自分たちがすぐにできることっていったい何なんだろう」と考えたとき、お客様が長くご使用いただく上で、長くサポートすることでした。
カスタマーサポートも、そうした意味だと徹底しています。まずはお客様に不利益が生じている中で、原因やご使用状況を聞くのではなく、まずはお困りの状況に対して真っ先に製品を届けさせていただく。 その後に原因確認とともに製品を回収させていただき、品質改善につなげる——そういう順番を徹底しています。
あくまで原因を究明して改善したいのはCIOであって、お客様としては「使えなくなって困っている」。
まだまだ課題はたくさんありますが、そこを根本的に減らしていくこと、そしてその対応を長時間お任せしないように速やかにしていくこと。 まずはこれがあるからこそ、この取り組みに今もなお注力し続けている中で、初めてお客様がご自身で判断して選んでいただけることにつながっていると思っています。
モバイルバッテリーでいくと、だいたいサイクル回数が決まっています。もしくは充電器でいくと、コンデンサーが中に入っている以上、寿命があります。
実使用においても経年劣化においても、精密機器である以上いろいろ問題が生じる中で、「1年」という期間自体が、結果として選んでいただくお客様の不利益につながってしまうのではないかと思いました。
そこで2年保証を適用させていただきました。
当然ながら、そうするとコストは増えていく。だからこそ、自分たちはそれを減らすために品質改善をしていかなければならない。 そのご迷惑の総量を減らすための取り組みに注力する——「何にCIOとして向き合っていくのか」を明確にしていきたいと思う中で、 これは単なる保証という要素に一見見えるかもしれませんが、私たちとしては大きな選択でした。
CIOメンバーのコメント
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かめちゃん 品質管理この取り組みを通して、購入後の体験まで含めてCIOであるという考え方が自然と根付いていったように感じています。
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にえ 経営企画お客さまの安心につながる仕組み。
手前みそではありますが、自社でリスクをとって対応する姿勢を感じ取っていただけるとうれしく思います。 -
くすぴー 総務人事製品を売って終わりではなく、
その後の安心まで含めてCIOのものづくりだと感じました。 -
すなお CX国内企業として、
アフターサポートを充実させる意味でも大きな施策だと思います!
中国支社設立
しかし、挑戦的な製品をつくっているからこそリスクが付きまとい、品質管理だけでなく、開発プロセスの段階から品質を保証していく必要がある——
その判断を受け、当初CIOで働いていた呂(ロ)を総経理(日本で言う代表取締役)とし、CIO中国支社を発足。
当時付き合いのあった工場の一室を借りて、一からのスタートを切りました。
人集めから、組織づくり、仕組みづくりまで。
ここでは書けないことも含め、まさに苦難の連続でした。
CIOメンバーのコメント
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すなお CXここから、よりグローバルなCIOへ!
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TOMMY 製品企画工場とのタッチポイントをより近い距離で持つことで、仕様検討や品質確認だけでなく、技術的な可能性や新しい製造アプローチを企画段階から取り込める体制が整いました。
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かめちゃん 品質管理日本のメンバーと何度もやり取りを重ねながら、ゼロから一つひとつ形にしていく様子を、離れてはいましたが、日々のチャットを通じて見ていました。
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waka 販売戦略あの広いオフィスを見に行ってみたいです!
(社員ですがYouTubeでしか見たことないので…笑) -
チャンユウ 広報中国に支社ができると聞いた時は驚きましたが、完成したオフィスは守口よりもかっこいいという噂……(笑)いつか実際に行ってみたいです!
2024 – 2026
BE MORE
CONNECTED.
つながりを育て、文化をつくる


お客様やパートナーと直接向き合う機会が増え、ポップアップや直営店、YouTubeやSNSを通じて、対話が生まれるようになりました。
AIアバター「シオくん」も登場し、CIOというブランドは、プロダクトだけでなく、価値観や体験を感じてもらえる存在へと広がりつつあります。
決して課題がなくなったわけではありません。迷いやあいまいさを残さず、ファンの方と真摯に向き合い続けること。
その姿勢こそが、CIOの礎になるのだとより強く実感するようになりました。
完成や安定を目指すのではなく、問い続け、つくり続ける。
10周年を迎えましたが、
その先にある“わくわくする未来”を、
これからも皆さまとともに描いていきます。
ポップアップ開催
いろんな場所で、いろんな方とお話をさせていただきました。
本当に恐縮ながら、ありがたいのが「ありがとう」と言ってくださることです。
心の底から「ありがとう」と言ってくださる方もいて、たとえそのときの心境がどんなにつらかったとしても、ものすごく救われますし、「やってよかった」と心から思う瞬間です。
実際、それを経験しているメンバーもたくさんいます。ある人は「今まで勤めていて催事も結構してきたけど、そんなことは一度も言われたことがない」と言い、ある人は「心が温かくなる」と言ってくれたりもします。会う方会う方、いい方ばかりで、その存在に大きく助けられているし、自分たち自身を鼓舞する大きな原動力になっています。
もちろん、YouTubeやLIVE配信など、いろんなユーザー接点も持たせていただいていて、Makuakeでも応援メッセージをたくさんいただきます。
でも、それも当たり前じゃない。気持ちとしては常に持っているつもりでも、実際に来てくださったり、車・新幹線・船で、前日宿泊までして来てくださったりする状況を目の当たりにすると、「なんて恵まれた環境で営業活動をさせていただいているんだろう」と感じます。
なかなか事業や収益で見ると、今お伝えしたようなことと必ず直結したことばかりできるかと言われると、実際そうじゃない企業さんも多いんじゃないかなと思っています。そういう企業をたくさん見てきた中で、ユーザーに対してやってきたこと、やっていくべきだと考えて取り組むべきことが、こうして直接反応につながっている。
むしろ、その方たちにもっと好きになっていただくこと、残念な気持ちにさせないこと、もっと新しく知っていただく取り組み——そこに取り組んでいく結果や過程のすべてを、一点の曇りもなく向き合うべきことだと実感しています。
そして、そういう活動をさせていただけていることが「ありがたさしかない」と、気持ちとして一番強く実感させていただける場所が、こういうイベントです。
当然、そればっかりをやっているわけにはいかなくて、日常で言うともっと苦しいこと(苦難とか)、課題とか、壁とかがたくさん立ちはだかっています。
ただ、言い方を変えると、それらすべてを「壁」と捉えることができている時点で、向くべき方向を明確にできているのかなとも思います。そこに共感・賛同いただく中で、場所や機会をご提供いただいているお取引先様に関しても、感謝しかありません。
なので、こんなことを言ったら、もしかしたらお取引先様に怒られるかもしれないですが、POP-UPなどのユーザー交流の場所は、日常のLIVE配信もそうですけど、「売る場所」としては捉えていなくて、お話ししたり感謝の意を伝える場所として立たせていただいています。そこにいる意味ってそういうことだと思っているので、誠心誠意、そうした立ち振る舞いをさせていただいています。
もちろん、新規の方もたくさん来ていただいているからこそ、自分の口からCIOについてお話ししたり、その人のお困りごとや環境についてご提案させていただいたりできることも大変光栄です。
いろんな人と話すと、自分自身の解像度が単一ではなく多面的に広がるので、純粋に勉強になります。
そこから生まれた製品開発、そこから始まった製品開発もありますし、アイディアノートのようなものも書いていただいて、そこから生まれた製品も実際数えきれないほどたくさんあります。
少し前までやらせていただいたメッセージボードのようなものも、その瞬間、その一つひとつの言葉自体が形になっていて、「感情が形になる」ということを感じました。お手紙をもらうのももちろん嬉しいんですけど、その感情エネルギーが会社として残っていること、そのものがものすごく財産です。
さっきのコミュニティの話ともつながりますが、できるだけ規模が増えて大きくなったとしても、単日、日帰りだったとしても参加したいなと思っています。
お伝えできる方も限られてはいる中で、感謝の意であったり交流は継続してやっていきたいし、そうした部分を大事にしていきたいと思っています。
改めて、POP-UPならびに(交流イベント)に来てくださった方々、本当にありがとうございました。
CIOメンバーのコメント
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マケマケ マーケティング初回に気合いを入れて、制服としてボアフリースを作りましたが、現場が暑すぎて誰も着ないという残念なオチ。今ではいい思い出です。
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eriko コンテンツ一日中立って接客している時は何ともなかったのに、終了して建物を出た途端に足の痛みに一気に襲われました。
接客中は痛みを感じないくらい楽しくて有意義な時間でした! -
こん カスタマーサポート毎回大盛況で楽しいです!!
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ちゃんあさ☆ 営業ルクア大阪で初POPUP、私も店頭に接客させていただきましたが、
ファンのお客様と直接お話しできて、すごくいい機会でした! -
チャンユウ 広報何より驚いたのが、ファンの皆さんの熱量です。
私よりも詳しく「この製品のここが良いんだ!」と熱弁してくださる方もいて、
その姿を見て本当にすごいなと圧倒されました。
シオくん誕生
とはいえ、PoCの精度を上げていきたい、という話ではありません。むしろ、その先の展開を見据えたうえで、シオくんがいます。
シオくんがいて、対話のなかで残っていく情報やコンテキストが整理されていくことで、ユーザーごとの状況に合わせて、どんな体験や選択肢を提示するのがよいのか——そうした領域へ広がっていくイメージを持っています。
それがさらに広い領域に及ぶと、例えば、これまであまり接点のなかった方が「どれにしようかな。私、何々を持ってるねんけど」とマイク越しに語りかけたときに、目の前に展示されているものを紹介してくれる——そんな世界も見えてきます。そして、それを二次元の体験として提案していく世界もまた、広がっていくはずです。
それは、オフライン市場でのパッケージ展開につながりますし、もっと言えば、無人店舗のような世界にも連なっていく面白さがあります。将来的には、海外展開の際に、その母国語で話してくれるシオくんのような存在も、発展系として容易に想像できます。
もちろん、CS(カスタマーサポート)も、これから取り組んでいかなければならない領域です。
これまでCIOは、どちらかというと有形のプロダクトを中心に生み出してきました。
しかし、こうした無形の接点が、ユーザーとの関係性のなかで大きな意味を持っていく世界は、これからさらに広がっていくと考えています。
この取り組みが、未来と、これからCIOが生み出していくものとの間に、きちんとシナジーを生み出す形になったことは、とても意義のあることだと思っています。
CIOメンバーのコメント
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2025 コンテンツ当初、どんな性格で、どんなビジュアルにするのかみんなで話し合ったとき、
いろんな意見がでて楽しかったです! -
waka 販売戦略かわいいですよね!今後の進化もぜひ見守っていてください!
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マケマケ マーケティング「くん」付けですがジェンダーフリーなんですよ。
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たっちゃん 広報シオくんの登場は私が入社後なので思い出深いです。
これから皆に愛させるようなキャラクターに育っていってほしいです。 -
すなお CXかわいくて、かしこい、頼れる新人です!
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アオタ CIO STOREシオくんに負けないような接客を心掛けます。
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ちゃんあさ☆ 営業シオくん!!着ぐるみも作ってほしいですね。
その時は中に入りたいです(笑) -
eriko コンテンツ社内でのシオくん会話テスト時、
きっと私が一番イジワルな質問をしつづけた自信があります…ふふ。
直営店オープン
2023年〜2025年のこの3年ほどの期間です。
その一方で、過去に店舗運営に携わった経験から、正直な実感として「店舗」という業態は、有権というか有価証券というか、固定費がかかり、人を置き、在庫を並べ、管理リソースも割く必要がある。そのうえ利益が出たとしてもマインドシェアも取られ、業態として代謝の良いビジネスモデルではなかった——という感覚がありました。当初はサービス業も兼ねていましたが、物販が主になるほど、なおさら利益率も高くない。
それでも「CIOストアは絶対に立ち上げたい」と強く思い始めたのは、2023年のPOP-UPをきっかけに、いろんな方とお話しするなかで気持ちが固まっていったからです。なぜなら、リアルの場所で拝見いただけること、その“現実”がもたらす価値の大きさを知ったからです。
例えば、ひとつの製品でも、触っていただいたときの質量や質感といった感覚的な要素は、実際に触れないと分かりません。量販店様で展開いただく際も、CIOとしての要件として「製品を触れる状態で展開すること」をお願いしてきました。ただ、店舗では“お金にならないもの”を置くのは難しい、という事情もあります。
しかしCIOストアであれば、例えば回収サービスのような取り組みを紹介したり、クラウドファンディング中の製品を触ってもらう場所にしたりできます。クラファンは場合によってはレビュワーがいないこともあるし、試作品を紹介していただける方がいたとしても、それは一般レビューとは違う。だからこそ、読む側の用途や目的に合致しなければ参考にならず、「欲しいけど分からない」状態のまま、いわゆるファーストペンギンとして選ぶしかない状況が生まれます。
もし、まだ試作品であっても“触れる場所”があるなら、質量や質感、感覚といった要素を踏まえて、買う・買わないの判断ができるようになる。さらに言えば、展示しながら時間をかけて様子が変わっていく部分も含めて、再来店していただくことで体験していただける場所になります。クラファン中でなくても、これから出る製品を展示することもできる。組み合わせて置くことで、シチュエーションをイメージできる売り場づくりも工夫でき、それが気づきや発見にもつながる。別のお店だと、充電器・モバイルバッテリーのようにカテゴリー軸での棚割りになるため、物理的に実現しづらいことでもあります。
ここまでの話は製品や体験が中心ですが、何よりCIOとして作りたかったのは、「お話しさせていただく場所」、そしてストーリーを聞きたい方に、きちんと聞いてもらえる場所です。製品というくくりで見ていただきながら、僕らが作っているのは“もの”であると同時に、ものが生まれたストーリーや、それが何をどう変えていくのかという部分でもあります。ただ、製品を手に取ったり見たりするだけでは、そうした価値は伝わりにくい。だからこそ、それなりに値段の張るものだからこそ、モノの値段以上の価値を見出したうえで手にしていただきたい。その思いから、OPEN時には店長として創業初期を知るメンバーをアサインしました。今も、CIOのメッセージカードを元々つくっていたメンバーが店頭に立っています。
実は店舗における販売目標は立てていません。立てていない代わりに、お客様に誠心誠意満足していただけるよう、喜んでいただけるよう、いまの全てを投じています。
いまは大阪ですが、2026年には東京へ。その先も名古屋・博多・仙台・北海道など、都心を含めて徐々に展開を広げていきたいと思っています。そこにCIOがあることで、安心や信頼、親近感を感じていただけたら、とても嬉しいです。
CIOメンバーのコメント
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アオタ CIO STOREお客様の「?」を「!」に変える体験を届けたいと考えています。 コミュニケーションを通じて、生活空間全体のQOLを高めるための製品選びを一緒に進めていくことを大切にしています。
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2025 コンテンツ入社して初めての大きな仕事でした。いらっしゃっていただくお客様を想像してたくさんの計画をしました。オープン初日、300人以上の方に来店いただき感謝で胸がいっぱいになりました。
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くすぴー 総務人事初となる実店舗!お客様と直接お会いできる場所ができたのは本当に大きいですね。私も実際に店舗に立った際、お客様からたくさんのわくわくをいただきました。
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マケマケ マーケティング初日午前中のレジ待ち状態は「どこの夢の国?」と思いました。
本当にご迷惑をおかけしました。 -
eriko コンテンツまだ関西だけですが、一度手に取ってから購入されたい。どう選べばいいの?
という方に最適です。ぜひ梅田にいらっしゃった際にはお立ち寄りください。 -
TOMMY 製品企画直営店のオープンは、リアルな場で顧客とのタッチポイントを広げると同時に、YouTube配信やポップアップストアといった施策を、より立体的につなぐ役割を担っています。
の市場展開
半固体系モバイルバッテリーの市場展開
もちろん製品自体が粗悪なケースもありますが、多くの場合、モバイルバッテリーは年月とともに劣化していきます。劣化が進めば、例えば膨張していく可能性もゼロではありません。加えて衝撃にも弱く、落としてしまった経験があっても「もう使わないでおこう」と判断する方は、正直あまり多くないと思います。
だからこそ、こうした製品は技術の進化とともに、安全水準そのものを引き上げていく必要があります。従来はリチウムイオン電池を使っている以上、どうしても危険物であり、落下や高温環境での保管といったリスクがありました。これまでも各社が内部制御によって発熱を抑えたり、出力を制限したりといった取り組みを行ってきましたが、基準や水準にはばらつきがありました。
また、モバイルバッテリーの中で使われている電池セルは、どんなものであっても、開けてしまえば燃えます。
ただ、今回CIOが新しく展開するものは、燃えにくい構造になっています。いわゆる固体電池と呼ばれる新しい技術を用いており、内部に含まれる電解液の量が、従来と比べて大幅に少なくなっています。
電解液の量が少ないということは、何かあった際に発火してしまうリスクも、その分低くなるということです。もちろん完全にゼロにはなりませんが、従来よりも安全性を担保できる領域は格段に広がっています。
例えば、穴を開けたり、強い圧迫をかけたり、非常に高温な環境に置いた場合でも、従来の電池に比べて耐えられる確率は高くなっています。
だからこそ、こうした技術を使っていくのが良いのではないかと考えています。新しい技術を使っていただくことで、万が一の際の安心感や、長く使う上での信頼感が、特に意識せずとも担保されることが重要だと考えています。
CIOでは、これを「半固体系」と呼んでいるのですが、正直この領域は基準もまだ曖昧ですし、製造技法もセルサプライヤーごとに違っていて、かなり混沌としている状況だと思っています。
だからこそCIOとしては、むしろこのセルの特性をきちんと理解したうえで、設計と合わせて、どこまで安全性を担保できるのか——
その担保できる領域を広げていく、という考え方で取り組んでいます。
そのうえで、どこまで担保できるのかという水準を自社の基準として整理し、設計に反映していく、という形を取っています。
CIOメンバーのコメント
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みのみの PX半固体系セルの特性を踏まえ、安全にお使いいただける基準を明確化。
技術的根拠に基づいた高い安全性を皆さまに体験していただきたいと常に考えています。 -
すなお CXこのような取り組みや安全性の根拠を「どうすれば齟齬なく伝わるのか」。
お客様の目線に立って、常に考えています! -
eriko コンテンツ正直、入社してから一番悩み、試行錯誤してきたテーマでした。
分かりやすさと、CIOとしてのこだわり。その間で何度も言葉を見直しながら、
今も「もっといい表現があるはずだ」と考え続けています。
CIOメンバーのコメント
振り返ると、現場に近いところで考え、進めていくやり方は、
この頃から少しずつ形づくられていたのかもしれません。
当時から守口に会社があったんですね~。
自身の歴史と照らし合わせると、それほど前ではないように感じます。
急激な成長速度だと改めて実感。
これからの10年がますますわくわくしたものになるよう精進したいと思いました。
社長から当時の話を聞いたことがあって、まだ会社員だった頃にHPへ「代表取締役」と記載して、当時の会社に怒られた……というエピソードが一番印象に残っています(笑)